
春始まるこの季節、新しい時の流れを感じずにはいられません。
新社会人になる人、転職した人、受験も終わり合格して入学する人、心も装いも新たに用意する物が多いことと思います。(関係ない人、ゴメンナサイ)
スーツにしろ、靴にしろどうせ自分でお金を出すなら良いモノに投資をしたい!新しい物にも挑戦したい!それは人でも会社でも同じ事ですね。
人生
一生チャレンジです。。。
...いつになく鼻息の荒い私 北ではありますがさてさて今回のお話は?
本題に入る前に話の流れとしてちょっとだけエトスクラブの代表
小松氏について説明いたします。
小松氏といえば靴のプロフェッショナルとして有名ですが一体どんな風に仕事をしているか皆さん知りたいと思いませんか?
靴の製作は大きく分けて「
デザインを起こす仕事」と「
起こしたデザインに従って縫う仕事」がありますが、縫う方は実績ある職人さんの仕事に任すとして、デザインの方はどう起こすのでしょうか?
そしてデザインを作るにはどんなツールを使っているのでしょうか?
今はIT時代だから
もちろんパソコンでしょ〜。
WINDOWS?設計だから
マックか?もっと高度な
CADを使っているのでは?...
いやいや、小松氏のように多忙な人は口頭でデザインを話しせば解る
外部の人に委託しているのでは...
?はてはて?真相はいかに!
正解は
>>> 全て×、間違いです。
全てはゴツゴツした小松氏の無骨な掌から生み出されるのです。
そうです
全て手書きしかも一筆書きなのです。トレーシングペーパーなんて物も使っていません。
そして、最近我々の前で書いてくれたデザイン画がこの画像。
どうでしょうか、この絵型。これを一筆書きなんてうますぎます。
4次元から2次元の紙にイメージが落とし込まれた瞬間です。
このデザイン画を元に素材(キップ)、カラー(ブラック・ダークブラウン・ブラウン)、製法(グッドイヤーウェルト製法)、ヒールの高さ(27mm〜28mm)を決めるのです。
デザインを起こしたら膨大なラストのストックからどれをチョイスして製作するのかを決めて(当社では1型です。)
1mm削るのか、出すのか...etc。
さらにそれをもとに型紙をも作成しなければなりません。
それと同時に靴の大切なファクターとして挙げられるのが革の手配です。
革と言っても完全受注ですのでロスが出ないように仕入ていますが、革の品質にばらつきがあってはいけませんので
品質管理は大変です。
どこもかしこも手は抜けません。
もちろん靴を作るときに使う副資材、インソールやシートソック、紐といったスーツで言う裏地やボタン等々も用意しています。
そうこうしている内に3枚の絵型が出来上がりました。
『
さすがに上手いなー』と暫くしげしげと見ていたところ
「
あれっ?!」一見同じに見える形でも違いがある事に気付きました。
そこでデザイン画を蛍光灯の元に下で照らしてみると...
一見同じサイズに見える踵(かかと)の大きさがなんとなく微妙に違うような気がします。
画像をご覧になられて皆さんもそう思われませんか?何故なんでしょうか?思いきって質問してみました。
『小松さ〜ん踵(かかと)ってデザインによって違うんですか?』
小松氏の目がキラッと光ります。
いつも、小松氏といえば精神論や哲学といったインテリジェンスなお話が好きなのですが、こと靴の話になると目つきが変わるのです。
すると、
『もちろんだよ。一言で言えばバランス、見た目の美しさの追求だよ。履き心地が良いのは当たり前!!』
確かにそう言われて想像してみるにチャッカーブーツの踵をストレートチップにあしらったらおかしいですね。
画像は7 1/2のブリティッシュUチップとチャッカーブーツです。
なるほど、これが小松マジック!? こんな所へもこだわりがあるんですね。
さて、前置きが凄〜く長くなってしまいました。
ここで本題に入りたいと思います。
一番最初の画像でお気づきの方もおられるのではないでしょうか?
3枚新たに小松氏がデザイン画を描いていることを...
そう『新たに』です。...ということは・・・そうです!新デザインなのです!!
その中でも前述した仕事の手配が終わった、発注・受け入れ体制の取れる『プレーントゥ』の初お披露目で〜す。
えっ、出し惜しみするなって (^_^;)
ということでプレーントゥを紹介いたします。