【成分】ラノリン・油脂・有機溶剤
【用途】
乾燥による皮革のヒビ割れや劣化を防ぎ、保湿性、しなやかさを保つ。
履きおろす前の新品の靴全体に加えることで、水分や栄養分などを補給する。
【特徴】
水分が多く含まれている乳化性クリーム(ゼリー状)の為、ベタつかず皮革に深く浸透し乾燥から守る
保湿効果がある。
革本来の自然な風合いを回復するばかりでなく、多少の傷は補修する。
無色ですので、靴に限らずバッグ ・ベルトや小物 ・レザー衣料品などスエードを除くほとんどの革製品に使用できる。
このようにデリケートクリームは靴にとっては、素肌にとってのハンドクリームと同じ存在ですが、その成分表記をよく見てみると「
ラノリン」いう物質が書いてありますが、これは一体何なのでしょうか?
さすがに私もここまでは知らず調べてみたのですが、
ラノリンとはウールの原料である羊毛に付着している
脂の成分のこと。

ウールは一般に原毛から糸にする段階で洗毛といって原毛に付着した不純物や羊の油脂を洗い落とす処理をしますが、その過程で取れる油脂がラノリンなのです。
(蛇足ですが、ハリスツイードなど防寒性に優れる反面、粗野な風合いの生地がありますが、これらはこの洗毛段階でわざと油脂は落とさず残すことで糸の質感を粗野にしているのです。)
そして、このラノリンは特に水分を保持する保湿性が優れていることと、人の皮脂成分に構造が近いためラノリンクリームなどのスキンケアー商品などにも使われています。
(ちなみに、羊毛の有力な産地であるオーストラリアではこのラノリンクリームが
観光土産としても人気だそうです。)
デリケートな手肌にも使えるクリームが革靴のクリームにも使われているのですね。
そうか...デリケートクリームを塗って残った分はそのまま肌に刷り込めば良いんだ...
続いては、同じくM.モゥブレイブランドの補色用クリームです。